先日先輩に会って、2年半の非常勤の勤務を終え、いよいよフルリタイアを考えていると言うと、そういうモードに入ったのであれば、まずはエンディングノートを書くのが重要だと教えてもらいました
エンディングノートの用紙は市役所や区役所には置いてあるからそれをそれを見てみるといいし、今どきはWebでダウンロードできると思うよというアドバイスも受けました
エンディングノート
エンディングノートは遺言状ではない
恥ずかしながら、私はエンディングノートというものを全く知りませんでした 68歳にもなってと言われそうですが、仕事が忙しかったし、何よりまだ死ぬ気がしないのです
実際、エンディングノートというと、遺言状みたいなものかと思っていたら、だいぶ違うようです
その中には、自分の生い立ちや信条を書く項目がありますし、資産の明細やどんな金融機関に資産管理をしてもらっているのかとか、自分の最期はどういうケアをしてほしいとか、生体バンクに登録するとか、様々な項目があります
何か似たものを見たことがあると記憶を辿ると、楠木新先生の「75歳からの生き方ノート」の中の「リ・スターティングノート」というのがありますが、それが前向き活動のエンディングノートなのだと思い出しました
遺言状ではないけれど、自分の人生を振り返る重要なアイテム
ただ、いずれにしても思うのは、「自分もこんなことをする年齢になってきたのだ」ということです 確かに90歳まで生きるとして、68歳は登山で言えば7.5合目付近 お迎えが来る前に身辺を綺麗にするのが良さそうです
70歳になったらやろうと思っていましたが、少し早いけどやってみようと思います
選んだエンディングノートのテンプレート
住んでいる川崎市のエンディングノートのPDFを見ましたが紙ベースであるのは、今風でないし、定期的にアップデートするのが面倒な気がします ただ、葬儀屋さんとかのものだとそっち系は充実しているが資産管理とか年金のページはあまりページが割かれていません
そんなこんなで困っていたら、エクセルでできるもの(いちばんやさしいエンディングノート)を見つけました まずはこれでやってみようと思います
お金の管理
種類別資産管理
まずは、お金の管理からチェックしてみようと思い、名義人別の銀行口座や証券会社の口座、保険の付保状況を確認しました
全体のお金の動きは毎月管理していたのですが、どこにどういう状態で管理されているのかは、妻に任せっきりでほとんど管理できていないことに気がつき少々慌てました
元々お金にうるさい方ではなかったのですが、今後収入が限定される状態になり、今の金融資産をどのように管理するかは重要なポイントです
妻に小言を言われながら、エンディングノートに書き写していこうとしています
老後2,000万円問題
老後に2,000万円が要ると言われて久しいですが、たぶん今はそんな額では済まないであろうと想像します おそらく、その過不足は、生活費の収入と支出のバランスx生存年数になると思われます
つまり足りているご家庭/人は、そんなに大きな金額は必要ないでしょうし、収入より支出が多いご家庭/人は、取り崩す貯金等が必要になると思われます
我が家は、とても幸運なことに、これまでは収入>支出だったので、あまり気にしていませんでしたが、今後はシビアに見える化をしようと思います
年金額
受給開始時期を少し繰り下げているので、年金額が増額になっているのですが、これが生活費とどのようにバランスするかをよく見たいと思います
また、年金からの税負担や社会保険料の支払いをすると、手取り額はだいぶ減ります こういう部分をクリアにしながら老後の生活をプランしてみようと思います
AIへのヒアリング
現状のまとめと相談
エンディングノートの資産部分を完成させる前でもAIに相談することは可能です 自分の生活費の現状と今後の年金受給の見込み 今の金融資産の状況を伝えると、AIが現状を評価してくれます
受給される夫婦それぞれの年金額をインプットすると、税金や社会保険料をお支払いした後の手取額の概算を計算してくれます
また、今は大丈夫だが今後留意するべきポイントとか、「相続税対策で最も有効な方法は、財産を残さないことです」とか、分かりきったことを教えてくれたりします^^
私設のFPとして相談しながら作るのもいい
AIとのこういうやりとりは精神的にとても楽になります 多くの人がお抱えのFPを持ってるわけではないし、税理士と懇意のサラリーマンはあまりおられないと思います しかし、AIにならどんな恥ずかしい質問もできますので、助けてもらいながらエンディングノートを完成させるのが良いと思います
ただ、AIも結構ミスをしますし、情報が古いままであったりします あまり信用しすぎないようにするのがいいですね
エンディングノート内の情報
情報の共有範囲
まとめた情報はどのレベルで共有しているのかと聞くと、先輩は、家族皆で共有していると言われました びっくりして、金融資産の詳細を子供達とシェアしているのですか?と聞いたらそうだと答えられました
少し驚きましたが、確かにエンディングノートは死んだ後に開示するものではなく、生前にシェアするべきものだと思います そう考えると、今ではないけれど、75歳を過ぎたら家族に開示するとか、決めとくのがいいのかと思いました
情報のアップデート
子供達は、やはり相続の部分に興味を持つでしょうから、有意義な相続のやり方等をオープンに話すのが良いと思われます
そして、定期的に、エンディングノート内の情報がどのように変化しているのかを家族でシェアするのが良いと思います
その他の情報
望む医療、望む介護、望む葬式等についても書くページがありますので、まずは、エクセルエンディングノートの全ページを埋めて妻と共有しようと思います
目下、我々の最大の興味は、「老後の生活はなんとか送れるか」ですから、このポイントを戦友である妻と共有して、削るべきは削り、楽しむ部分は楽しむような計画を考えたいと思います
あとがき
昔、会社の上司に「海外赴任する前に家を買っとくのがいいよ 帰ってきたら買えない値段になっていたりするから」との助言を受け、32歳で取手の先に中古のマンションを2,800万円で買いました バブルが終わり3,500万円くらいしていたのが下がったので、これ幸いに購入しました
しかし、イギリス4年とアメリカ11年の駐在から帰り売ろうとしたら、400万円でしか売れませんでした 途中賃貸に出していたので1,000万円くらいは回収しましたが、差し引きで1,400万円の損
本当にがっかりしましたが、家族で住む場所が要りましたから50歳で新たに借金をして、川崎市に中古のマンションを買いました
買ったマンションは、今は当時の値段の倍くらいの評価額になっています ありがたい限りですが、こういう資産も相続税の対象ですから、大変です 持ってなければ老後の生活が大変だけど、持っていると死後の相続が大変になるのです
いろいろ失敗の多い人生でしたが、エンディングノートをつけて、自分の過ごした時間を振り返り、楽しい老後を過ごし、穏やかに旅立つことを目指したいと思います

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