長期間欧米で仕事をしていたのと、取引先の多くが海外の現法や代理店であったため、下戸な自分でも営業責任者や経営者が務まったのではないかと考えています。
無理強いをしない習慣
欧米人はお酒の無理強いはしませんし、お酒を飲まないからといって、特別視されることもありません みんな酒を飲まないのには理由があるのだろうと考えますが、個人主義の国々ですから、その理由について詮索したりはしません
無理強いをする習慣
日本での習慣はだいぶ違います 長かった米国駐在期間を終えて帰国後、昔の友人や上司、先輩や後輩に会いました 前職の本社勤務でお世話になった元上司の方と食事に行った折、相変わらず酒を強要されたのは驚きました
これ以上は飲めないと断ろうとすると「相変わらずスマートだねえ」とか「修行が足りないと言ったのを忘れたのか?」と言って、迫られました 体が受け付けないから飲めないのだと言っても、「それがダメだと言ってるだろうが!」と叱られる始末
無理に飲んでテーブルにげろを吐き散らせばわかるのかもしれませんが、もっと穏やかな別れがいいと思います この手の元上司は残念ですが、お別れするしかないと断念しました
サラリーマンを続けていたら、アルコールハラスメント対策という防護壁を使いながら延命したいところですが、既に定年退職をしていますので、思い切って酒の無理強いをする方とは絶縁するのが良いと考え、そのようにしました
高校の山岳部の先輩にも下戸は人でないみたいなことを言う人がおられましたが、やんわりと敬遠してその方とも没交渉となることを選びました OB会にもっと出てこいとも言われましたが、酒を飲んで大学名や就職先名の序列でOB各人の評価をする空気を好きになれず、70歳近くになり、もうそのようなステレオタイプな序列制度はいいかと思ってしまいます
自分が劣等生であったためあの劣等感を思い出すのが嫌なのだと思いますが、それ以上に、いまだにその序列(大学名、会社名、役職名)で人を評価しようとするのは、無理だと思いました
お付き合いのあり方
退職後は、付き合いの整理はしていいのだと思います
私のポイントは、以下の5点 ①行って楽しいこと ②前向きの話ができること ③人の悪口が出たりしないこと ④大学名や会社名で評価しないこと ⑤会いたくない人がいないこと です
アルハラの対象者の方は⑤に入ることがありますが、その場合は無理に出席せずに、「逃げるは恥だが役に立つ」的に考え、昨年からそういう会は欠席するように変えました
ストレスを感じてまで行く必要はなく、心の平和を維持することの方が大事だと思うようになりました
今後のお付き合い
こんな感じだと、付き合いがどんどん減っていくように思いますが、それでいいのだと思います 気の合う方とだけ大切な時間を共有する そうでない方とは無理に共有しないという考え方です
若いときは、(断るのは)もったいないし不遜かもしれないと自戒したりしましたが、今は、もったいなかろうが不遜だろうが、楽しくない方とは付き合わないという我儘な姿勢に変えました
そうやって、残りの人生を過ごしていこうと思います
あとがき
Job補完目的として雇用される欧米では人生をかけて付き合う関係と職場の人間関係は別ですが、パートナーシップ補完目的として雇用され社内で育成を図ろうとする日本は、会社が社会であり人生であったりします。最近はだいぶ欧米型に変わってきていると思いますが、依然、長期雇用が前提になっているのが日本型の雇用スタイルであろうと思います
そういう雇用形態があると、酒の付き合いも単なる食事会ではなく、様々なことを教え教わる飲みにケーションの機会となるのだと思います そのとき、酒の力で本音のコミュニケーションをやろうという前近代的なアプローチをとる方が相変わらずおられ、その場合の「酒」は飲むことがMustなアイテムになっています
日本的な雇用や日本的な先輩後輩の関係は良いところもありますから否定したりはしませんが、酒の力が常に必要なスタイルは、そろそろ卒業しても良いように思います
ただ、調査によると(酒を飲むことを)強要されたとする人に比べ強要したと思っている人は半分くらいしかいないみたいですから、酒の飲み方のルールや強要がストレスになることをUrgueするのは無駄なのかもしれません
であれば、本当に残念ですが酒を強要する方とのお付き合いは断念する等、自衛するしかないのかなと思ったりもします

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