海外暮らしの戸惑い(アメリカ編Vol.2)

アメリカ

昨日のVol.1に続き、Vol.2を書いてみます

写真はトップガンで有名になったSan Diego Mira Marの海兵隊基地でやってたAir Showで見たハリアーの垂直離着陸飛行

ブログでは音が出ないのが残念ですが、まさに爆音 雷鳴が連続的に轟いているようなエンジン音でした!

アルファベットを逆に言って!

どういうシチュエーションで?

東海岸NJ州からカリフォルニア州サンディエゴに出張したとき、会食が遅くなりホテルに帰る途中、パトカーが一斉検問をやってるのが見えたので、反射的に横道にハンドルを切ったら、そこはFreewayの出口でした 高速道路の出口を逆走する形になり慌ててUターンして出ようとしたら、びっくりして駆けつけた警官に捕まってしまいました

で、どうなった?

警官は私が酒酔い運転をしていると思い込んだようですが、自分ではすっかり覚めていましたので問題ないと思ってました その旨を警官に伝えると、「では、アルファベットABCDEを逆から言ってみて!」と言われ、はぁ?!となりました それは英語が母国語でない日本人には無理と答えました いいからやってみてと言われ、やっぱりできないので「あやしい!」となりました

それではまずいので、別のやり方はありませんか?と聞くと、親指と人差し指で輪を作りOne、親指と中指でTwo、親指と薬指でThree、親指と小指でFourとした後、それを逆に、Four,Three, Two,Oneと小指から人差し指に戻す。これを素早くやってみてくださいと言われ、One Two Three Fourでの行きとFour three Two Oneでの帰りを3セットくらいやって見せて、第一関門合格になりました。

次は、時計を見ないで30秒を知らせてくださいと言われ、頭の中で30を勘定して伝えると、これも合格となり、最後に目を瞑って真っ直ぐ歩くことをやらされ、それもできたので、無罪放免となりました。

改善提案?w

ある意味必要のないことですが、アルファベットを逆に言う訓練は、してたほうがいいかもしれませんね(冗談ですw) しかし、これ難しいですよね!

午前3時の電話

誰が?

夜中の3時に電話がなり、「トッピングはペパロニでしたよね?」と言われたらどうします?私は、完全に目が覚めるのは困るので、「Wrong Number!」とだけいい、すぐに電話を切りました。

で、どうなった?

そうすると、3分後に再度かかってきて、「ペパロニでいいんだよね、確認して!」と言われ、さすがに頭にきて、「オレはピザなんか頼んでない!」と言ったのですが、この番号を言われたからかけてるんだと相手も譲りません。「冗談はやめてくれ、何時だと思ってるんだ?!」と言い、再度、電話を切りました。

その後も、何回か電話が鳴ってましたが、受話器を取らずにいたら、1時間くらいで鳴り止みました。実は、4−5日続きました(3回目以降は受話器を取りませんでした)

余談

あれがなんだったのか、いまだに分かりません。そんな嫌がらせがあるのか?誰かに恨みを買っているのか?全く心当たりがないのですが。。。

オートバイを買ったときの交渉術

正面突破トライ

アメリカではバイクの免許が3日で取れることは前に書きましたが、いざ買おうとすると、やっぱりハーレーは高すぎて無理だと分かりました しかしハーレーでなくても、素敵なバイクがたくさんあり、日本製アメリカ専用モデルも素晴らしいと分かりました で、ヤマハのStrykerを知り、中古のモデルを買おうと交渉しました

しかし、販売店は強気で、12,000ドルから1ドルも引いてくれません 押しても引いても値段を考えてくれないので、閉口していました 予算が1万ドルしかないんだと言うと、じゃあ、別のモデルにしたら?と冷たい返事でした

思わぬ展開

仕方ないので、30キロくらい離れた町のバイク屋に行くと、Yamahaの別モデルがあり、それが7,500ドルで売ってて、自宅に無料で届けてくれると言います よしこれにしようと決めて、元の販売店に行き、Escondidoの店で程度のいいYamahaボルトの中古が7,500ドルだと言うので、それに決めた これまでいろいろ親切にしてくれてありがとうと言うと、ちょっと待ってくれとなりました

それは契約したのか?と聞くので、いや明日やる予定だと答えると、Strykerのほうがいいぞと言うので、予算オーバーだからと答えました じゃあいくらだったらStrykerにするのか?と言うので、9,000ドルかなと答えると、え、前は1万ドルの予算と言ってたよね?と 結局間をとって、9,500ドルで欲しかったStrykerを手に入れることができました

ネゴシエーションの普遍原則

12,000ドルから1ドルも引かないと言われていたのが、9,500ドルになったのですが、やはりこれがネゴシエーションの基本なのだと改めて再認識しました 

圧倒的なプロや上位者に我々素人が互角に戦うことが可能になる唯一の方法は、相見積もりやAlternativeを持つということです そして、この基本は、洋の東西を問わずどこでも通用する普遍的な原則ですね

あとがき

アルファベットの逆読み、デリバリーピザの間違い電話、バイクの価格交渉

アメリカならではのテスト、今もわからないミステリー迷惑電話、、洋の東西を問わないネゴシエーションの基本 どれも、個人的になるほどなあと思わされた経験でした

20年暮らすと、いろんな経験をします 海外暮らしの戸惑い(アメリカ編)のVol#がいくつまで行くか分かりませんが、もうちょっと続けてみますね!

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