先日妻が実家の菩提寺に伺い、家系図を確かめてきました 義姉が興味があるとのことで、お寺のご住職にお願いして遡れるところまで見てみたとのこと
立派な家系らしく結構遡ることができて、西暦1800年くらいまで確認できたとのこと 200年以上の家系図が遡れるのはすごいことです
お寺の現状
お寺では消息不明のお墓の話があったとのこと 連絡がつかない場合は、10年とか一定以上の期間が過ぎた場合は、お墓を寺の共同墓地に移して場所を開けるようにしているとのことでした
ただ、お寺としては、昨年の管理費の支払いがなかったからといっていきなりそんな強硬手段を取るようなことはないとのこと その点は、寺の対応には鷹揚さがあり、企業が経営している墓苑等が取る措置はかなりドラスチックなようです
突然お墓の後継者が名乗りを上げることもあるとのこと お寺としては、滞留した数年分の墓地管理費を一括納金を迫るようなことはなく、できる範囲で払ってもらうようお願いしているとのことでした
個人の現状
実家の由緒ある家系も、男子の後継が途絶えそうで、お墓の後継をどのようにするか悩んでいるとのお話が親戚の本家筋の従兄弟からあったとのこと
実際、後継者がいない家が増えていて、地方を中心に無縁墓が出てきている現状があります
そう考えると、先祖代々の墓を維持するよりも、共同墓地に入ったり樹木葬にしたりするのが今風なのだと思われます
相談
本家の親戚から、男子が途切れるので墓の維持を協力してもらえないかとの相談がありました その場合、「墓碑銘」が変わるのをどうすればいいのかと聞くと、ご住職から、「そういうところが出てきています」との返事があったとのこと
つまり、本家の苗字でなくて、嫁に入った先の家族でも墓に入れるとのことで、その家族が後継者となることも可能であるとのこと 「お経は寺の宗派であげるが、元は仏教であるのでそんなにこだわることはないと思います」とのお話があったとのこと
義姉はこの点に興味があり、実家のお墓に入りたいとの意思があるとの由 義姉にも娘しかいないのですが、ご住職によれば、その娘が墓の後継者になることも可能だとのことでした
お墓の後継は男系で本家がやるとの不文律があったと思いますが、そういう部分は変わってきているようです
この点は、皇室の後継者選びにも通ずる部分があるのかもしれません 天皇は男系で継承されていますが、イギリス王室のように女王という選択があるのかもしれません
部外者が軽々に口にすることではありませんが、少子化という社会現象の影響は遍く広がっているように思います
あとがき
妻の実家の本家から我が家にも、その墓に入らないかとのお誘いを受けましたが、我々はすでにお墓を作ってしまっているとお答えしたと妻に教えてもらいました
それにしても、世の中、かなり変わってきていることを知りました

今後の少子化は、すべての業種に甚大な影響を及ぼすと思っていましたが、すでに「お墓の継承」というテーマでは影響が始まっているようです
東京のお墓がこの状況ですから、地方の墓地やお墓の継承は、その前に「核家族現象」が起きていおり、もっと深刻であろうと想像されます 継承者に男子がいないどころか、継承者が地元にいないというところから始まる現象になります
現在の出生率からすれば、現状のお墓継承システムを維持していくのはかなり厳しいことが予見されます 日本人は柔軟な対応力でこれらを乗り切ってきた過去がありますが、今後のことは家族や親戚でよく相談するのが良いと思われます

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