長く海外赴任をしていると日本人としての自分のアイデンティティを確認したくなる欲求が出てくるように思います 帰国後は少々自分探しモードがありましたが、晩秋の出雲への旅は癒しの旅になりました
出雲大社へのお参り
正門鳥居から入り参道を拝殿方面へ歩いて行くと、右手にむすびのご神像が、左手にご慈愛のご神像が迎えてくれます
拝礼は「二拝、四拍手、一拝」 出雲大社では四拍手です
拝殿後、御本殿脇をぐるりと回ると、御本殿が大変大きなお社であることがわかります ここには神様がおられるかもしれないと感じる気配があります 岡本太郎が荒々しさを絶賛したという建築物、神様のお住まいであると感じました
参拝後は少し足を延ばして足立美術館へ
有名な足立美術館の額縁庭園、目の当たりにすると、丁寧なつくりとこれを維持しているクオリティに驚きます 後ろの山との調和も見事です
泊まりは湯の川温泉 日本三美人湯のひとつです
泊まった草庵は部屋が大きな湯室付きになっていて好きなだけ温泉を楽しめました
翌日は奥出雲の鰐淵寺 山陰地方の隠れた紅葉の名所です
鰐淵寺は島根半島西側の北山山中にあります 駐車場から木々が繁る少し薄暗い参道を15分ほど歩くと仁王門に到着 仁王門の先に本坊があり、長い階段が続きます
山陰屈指の紅葉といわれるほど見事な彩りを魅せる鰐淵寺のもみじ 11月の鰐淵寺の本堂へ続く階段は深紅に染まるトンネルができます
あとがき
10月の神無月(出雲は神有月)に行くか11月の紅葉を目指すか迷いましたが、11月の奥出雲 鰐淵寺の紅葉は本当に感動しました 初めて訪れた山陰地方で、この素晴らしい山寺の紅葉を楽しめたのは、生涯の旅の思い出に残ります
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