ハンバーグって手間をかけるとその分が味に反映されますね また、どの方向に持って行くかでも味が変わるし、なかなか作りがいのあるメニューだと思います
今日のハンバーグは、牛脂を練り込んで蒸し焼きにする方法 ちょっと若者向けです
最初は玉ねぎのみじん切り炒め
玉ねぎのみじん切りをバターで飴色近くになるまで炒めます これが味のベースになる部分だから、丁寧にやります

バターを玉ねぎが吸ってくたくたになりながら、少しずつ茶色に染まっていきます 弱火で焦がさないようにしながら、炒めます
いつも重宝している手動みじん切り器(手動プロセッサーとも言う) 不揃いではあるけれど、短時間に玉ねぎのみじん切りをやるのに最適です!
肉をこねる作業
今回は牛脂を入れました

肉300グラム(合挽200グラム+牛挽肉100グラム)に小さく切った牛脂2ヶを入れてこねます この他には、溶き卵x1、パン粉大4、コンソメ小3/4、粉ゼラチン、塩を入れます
そして、飴色に近い感じで炒め終えた玉ねぎの粗熱をとって肉の入ったボールに投入 全てを丁寧にこねます
こね終わったら、明日の弁当分もあるので3等分に分けて、空気を抜きながら小判型状の塊を作りフライパンに乗せ、両面に焦げ目ができるくらいに炒め焼きします
両面に焦げ目が付いたら水を50cc投入して、5-6分蒸し焼きにします 蒸し焼きにしている間に50ccの水はあらかた肉の塊に吸収されてしまいますが、割と平板だった小判型の塊がふんわりと膨らみます
肉の塊に爪楊枝で穴を開け透明な液が出てきたら中まで火が通ったサイン 出来上がりです
ソース
ソースが要らないくらい味がついていますが、もっとしっかりした味が好みであれば和風のソースが良いと思います
お酒大2、みりん大2、醤油大2、おろしニンニクチューブ2センチをハンバーグを取り出したフライパンで残った肉汁と一緒に煮立たせます 軽く煮立たせてアルコール分が飛んだらソースの出来上がりです
盛り付け
まずは、ソースをかけないで盛り付けます

これでも十分美味しいですが、ソースをかけると、見た目もアップします

お店で出てくるようなハンバーグが出来上がりました!
あとがき
牛脂を入れると、圧倒的な和牛感が出ますね ある意味、とても若者向けの味です そういう意味では、シニアには、少し重すぎるみたいで、妻からは「脂がきついかも」との指摘がありました
ジューシーに仕上げようとするとどうしても脂っぽくなりますし、この加減が難しいところです 全体の質感は悪くないので、次回は、牛脂の量を半分に下げてやってみようと思います
料理は色々工夫しながらできるので楽しいですね そして、工夫が結果に出て感想をもらえるのも楽しいところです また、年齢とともに味の好みが変わりますから、それに合わせるのも面白いです!

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