今年の年末年始の番組で、紅白歌合戦と箱根駅伝を除き、最も印象に残ったのは、この番組でした
全体はさんまさんの番組ですが、その中でこの「ご長寿ビデオレター」のコーナーは笑いながらも胸を打つものがあり、はて、自分ならどう伝えるだろうと、思わず考えてしまいました
ご長寿ビデオレター
全部で9つを紹介されたビデオレターでしたが、抜粋するとこんな内容でした
Aさん 76歳 茨城県在住 24歳の自分へ
お付き合いしているハナちゃんにプロポーズすることを迷っていると思うが、思い切って告白しなさい なぜなら、ハナちゃんはそれから2年後に病気でなくなるから
自分はハナちゃんのことが忘れられず、76歳の今も独身のままだ ハナちゃんに本当に大好きだと伝えてほしい
2016年に放送したこの話が世界中に伝わり、韓国で絵本になって出版されたとのことです
Bさん 88歳 福岡県在住 12歳の自分へ
家業の炭焼きの手伝いは辛かった 毎日2俵の炭を半日かけて山の上から麓まで担いで降ろしていたのは本当に苦労だったな
でも、そのおかげで、88歳でもムキムキの筋肉美でいるぞ
Cさん 100歳 奈良県在住 20歳の自分へ
1−2年生の先生をやっていた当時、上級生になっても鬼ごっこが好きでおしゃべりに夢中になっている子がいたね あの子は黒柳徹子ちゃん 彼女が当時の学校トモエ学園を描いた窓際のトットちゃんはベストセラーになるよ
サインをもらっときなさい
Dさん 86歳 高知県在住 9歳の自分へ
兄弟や母親に死に別れ孤児になったお前を母方のおじさんが引き取ってくれるが、おじさんに迷惑をかけないように必死に生きてきたな でもその苦労が強いお前を作るぞ
そのおかげで、86歳の今でも現役の用務員をやっているし、野球の審判員で大活躍してるぞ
自分へのビデオレター
私は上記のような厳しい経験をしたわけではありませんが、もし出すとしたら27歳で国内の営業所から貿易本部に異動になりとても戸惑っていた自分に伝えてあげたいと思います
「お前は海外畑になって戸惑っているが、昨年ボーナスを全額使って1年間通った英会話学校で身につけた語学力がこれから役に立つぞ そしてイギリスとアメリカに24年間働き、帰国後は会社の役員となり事業の発展に旗を振ることになる その間にたくさんの外国の信頼できる友達ができるぞ だから頑張れ!」
あとがき
誰の人生にも分岐点があり、苦労を重ねる時期があります そのことを一番知っているのは自分であり、その過去の自分にも感謝を述べるのは必要であると思います
今の自分があるのは、紛れもなく周りの指導やサポートのお陰ですが、同時に過去の自分の勉学や努力が今の自分に至らしめていることも事実です 番組で紹介された方々同様に、過去の自分にもありがとうと労いの言葉をかけてやりたいなと思って番組を観ました
皆さんは過去の自分にどんな言葉を送ってあげたいですか?
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