秋田と岩手の県境に位置する乳頭山の麓にある乳頭温泉郷は、湯めぐり帖. 組合加入7軒(鶴の湯・妙乃湯・蟹場・大釜・孫六・黒湯・休暇村)の入浴が可能です 昨年訪問時工事中だった孫六を除き、6軒を巡りました 泊まったのは黒湯温泉、温泉もホスピタリティも素晴らしく、とてもリラックスできました
黒湯温泉で度肝を抜かれました
秋田の温泉文化は凄い
黒湯温泉の露天風呂 到着した午後、4−5人ほどの先客に混じり湯船に入ると、先客のうち2人は若いカップル その2人が隣のおじさんと楽しそうに話していてびっくり まさに湯治場の佇まい 秋田の温泉文化ってすごい!と思いました
黒湯温泉は少しぬるめの湯
少しぬるめの白濁湯 いつまでも入っていられるように思いましたが、熱中症になるといけませんから、短時間の入浴で、朝昼晩の3回入りました(笑)
黒湯温泉の湯畑は凄みのある光景
黒湯温泉の湯畑
宿泊棟から見える黒湯温泉の湯畑 なかなかの迫力でした!硫黄の臭いのする剥き出しの湯畑は、男性的な佇まいがあり、薄暮のころには、どこか地の果てのような景色になります 地獄に行く途中の道ってこんな感じかなあと思ったりしました!
黒湯温泉の名前の由来
手前の建物の壁が黒いことから黒湯温泉と言われているという由来です 湯畑も迫力ある景色ですが、建物の壁が黒く塗られているので、ますますど迫力の様相になっています
まさに男性的な佇まい しかし、食堂でいただく食事は優しい味でした
蟹場温泉は野趣度が高い
森の中の野天風呂
乳頭温泉郷の中でもかなり奥まったところにある蟹場温泉
蟹場温泉の露天風呂は宿泊棟から歩いて5分ほど 小雨の降るなか野天風呂への小道を傘をさして行くとこのような景色が見えてきます まさに野趣満点の佇まいです
蟹場の名前の由来
名前の由来は、近所にカニがたくさんいたからとのこと 湯殿の横を小川が流れてはいましたが、見つけられませんでした。。。
妙乃湯は、茶褐色の濁り湯
金の湯
妙乃湯の横を流れる先達川の段状の滝を見ながら入る「金の湯」 秘湯の佇まいです!建物は 乳頭温泉郷の中で一番モダンで高級感のある佇まいがありますが、風呂は野趣に富み、そのコントラストが素晴らしいです。
湯浴み感
個性の強い褐色の濁り湯ながら、さっぱりした湯浴み感でした 湯温は少しぬるめ 滝の音を聞きながら長湯したくなります
鶴の湯は来場者多数 やはり冬がいいのかな
人気の鶴の湯
写真は温泉郷のものを使わさせてもらっていますが、実際はもっとごった返していて、やはり人気の鶴の湯でした!最も開放感があり、The秘湯の景色には誰もが頷く納得感があると思います
個人の感想
ただ、個人的には、ちょっと贅沢な願いですが、秘湯にはごった返していて欲しくないというか、もっと鄙びた雰囲気を持っていてほしいと思います。
そういう意味では、できれば連休でないときに妙乃湯や黒湯に泊まり、来場者が比較的少ない平日、鶴の湯に湯めぐりで来るのがベストであるように思います
あとがき
乳頭温泉郷は田沢湖畔を抜けて行きます この湖も透明感抜群ですね!
秋田の豊かな自然の中で、それぞれが個性的な6軒でした そして、とてもリラックスできた2023年の夏休みでした
「行ってみたい秘湯」のランキングで常に上位にある超絶人気の乳頭温泉郷 行ってみると、この人気の理由がわかりました!
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