お金のこと

マイブーム

仕事運は良い方だと思いますが、お金運はさほどある方ではないと思います 若い頃を思い出しながら、どんなお金運を持っていたか振り返ってみます それと、これからのこと考えてみます

宝くじに当たったことがあります

結婚して間もなかった頃、風呂に入っていたら奥さんが浴室に飛び込んできて、「大変だ大変だ!」と叫ぶので、ガス漏れでも起きたのかと思ったら、宝くじに当たったと喚くのでした 「落ち着いて、オレが出るまで待ってて」と言って諭しましたが、確認すると確かに100万円当たってました

どれくらいの確率なのか?と考え当時勘定してみたら、2万分の1くらい(違っているかもしれません) ということは、テロリストが武道館のコンサートに乱入し、銃を乱射し一人だけ死ぬとなったとき、その一人になる確率(あまり良い例えではありませんがw)

後にも先にも、宝くじやくじに当たったのは、これっきりです 当時は家計がマイナスだったのでそれを埋めたら終わりだったと思います。。。

バブル後のマンション購入と帰国後の売却

勤務していた工場が茨城県にあったので取手の先に中古マンションを買いました 1991年、バブル後だったので、ピークよりだいぶ下がったのですが、17年後の2008年に売却したときは、2,000万円ほど下がってて、本当にガックリでした 

会社の先輩からは、「海外赴任するのだったら、その前に家を買って帰国に備えたほうがいい 帰国したらもう買えない価格になってるからね」と助言され慌てて買ったのですが、現実はその逆で、とんでもない売却損が発生しました 

2007年に帰国したときは、大幅に価格が下がっており、また、会社は業績の悪化が激しく、2000年に閉鎖されていた茨城の事業所は2009年に売却され、跡形もなくなりました

実家の父からは、父の不動産売買の取引実績を見せられ、「お前は買い物が下手だなあ」と揶揄される始末 悔しかったですが、ホントに下手だから返す言葉がありませんでした 実際は、海外赴任中は地元の不動産屋を通して貸してましたので半分くらいは回収したと思いますが。。。

サンディエゴ借家の売買乙波

不動産といえば、San Diego La Jollaに住んだとき、大家さんから「これ、今賃貸で借りてもらってるけど売ろうと思うんだ Tonyは買う気ない?」と聞かれました いくらなの?と聞くと60万ドル(9,000万円)くらいだよとのことでした 当時、前述した茨城の中古マンションの住宅ローンを払ってましたし、二人の子供たちがまさにこれからお金のかかる年齢でしたので、ありがたい話だけど、今は無理かなと言って、お断りしました

アメリカはすべての家の価格がインターネットで閲覧できますし、取引価格(実際の売買価格)もすべてオープンです で、その家の価格を調べてみました

家は高台にあり、上の写真のように庭から太平洋の波打ち際からシーワールドやMission Bayまで一望できる素晴らしい立地だったのですが、現在の価格は、280万ドル(4億2000万円)とのこと 腰を抜かしそうになりました

後悔先に立たず、もし買ってたら、今頃は、とんでもない大金持ちになっていたのに。。。と思います

海外への出稼ぎ

2007年に帰国後、茨城のマンションを大損を出しながら売却して、50を過ぎて借金して別の中古マンションを買いましたが、会社の業績が悪化し、給料が大幅に下がりローン返済に赤信号が点りました 

やむを得ず退職して退職金をローン返却に当てようとしましたが、結構たくさん借りていたため、ローン額は2010年に早期退職制度に応募したときの退職金を当てても足りませんでした 息子は理系の大学生、1年生で留年して、まだまだ大学の学費を払わないといけないときでした

このままでは、ローンが返済できず新しいマンションを手放さなくてはならなくなる。。。いろいろ考えましたが、海外に出て出稼ぎをしながら、家に金を送るかと考えました 幸運にもエージェントからアメリカ現地法人の責任者の話があり、急いで応募しました 本当にありがたいことに、割増退職金をもらって退職した翌々日、合格した新しい会社に勤務を開始しました 2011年4月、53歳でした

それでアメリカに行き、出稼ぎによりローンを返済し始め、少しずつ繰上げ返済を進めて、9年働いている間に割増退職金で払い切れなかったローン残高を完済することができました

老後資金

出稼ぎで借金を返せたけど、老後の資金までは手が回りませんでした 幸い帰国した後もしばらく働いてほしいと会社にお願いされました 帰国後の4年で、遅ればせながら、少し老後の資金を貯める事ができました 

知り合いが50歳を過ぎて自分と同じような道を辿ろうと思うと相談したら、絶対に勧めないと強く止めると思います それほど危険なアドベンチャー  もし、出稼ぎの仕事が務まらなくて2−3年で帰国していたら、とんでもない結末になっていました

そういう意味では、自分の仕事運の良さに感謝せねばなりませんし、あまり文句も言わずに付き合ってくれた家人にも感謝しています

資産運用の才覚のない者は、地道に貯めるしかないですね 十分ではないけれど、もう少し働けばなんとかなりそうです

あとがき

変なことをせずにこれまで来れたのは、やはり両親のおかげであると思います 私に十分な教育を施してくれたから、ここまで来られました

まだ終わったわけではないし、もう少し人生を楽しみたいと思いますが、金儲けの才覚はないので、この歳になったらあまり儲け話に乗ったりせず、地道に生きていくのがいいと思います

ただ、元々は破綻していた我が家のFinancial Status。。。 お金は残しても仕方ないので、苦労して稼いだ分は使い切って人生を閉じられたらなあと考えていますw

コメント

タイトルとURLをコピーしました