西海岸でのバイクの思い出

アメリカ

アメリカでは、金土日の3日でバイクの免許が取れます 正確には、ある程度英語ができて、バイクの運転経験があるという条件がつきますが(笑)

55歳で取得したバイク免許

年齢的に

55歳になって、やりたいことは我慢しないようにしようと考えました
米国単身赴任で、仕事的にはかなりストレスがあるが、気持ちの切り替えのためにも、やってみようと思いました

西海岸にいる意味

せっかく西海岸にいるのだから思い出に残る経験をしたい 思い出が仕事だけでは寂しい
幸い大きなガレージがついてる借家だから、トライだけでもしてみようかな

仕事はやる 必ず中期経営計画を達成する 一方、自分の時間も大事にしたい

本当に3日で免許が取れるの?

3日間のスケジュール

  • 金曜日は仕事を終えて18時から21時くらいまで座学
  • 土曜日は9時から18時まで実技練習と筆記テスト
  • 日曜日は午前に実技練習と午後に実技テスト

生徒間のコミュニケーション

免許を取りに来た生徒には海兵隊の人もいて、この前まで東日本大震災後のサポートをしてた 日本ではOperation Tomodachiっていうんだと言うので、「本当にありがとう みんなとても感謝しているよ」と伝えました 

実技講習の結果

そんな和気藹々の雰囲気の授業だったけど、3分の1くらいは実技で落ちたと記憶します 初心者にはアクセルコントロールが意外と難しいですよね

自分は、実は筆記がギリギリで、教官にヒントをもらいながらおまけ正解した項目もありました💦

海へのツーリング

Ocean Sideの海

San Diegoの北にあるOcean Sideによく行ってました 海辺を走るとめちゃめちゃ気持ちいいです!
桟橋からサーフィンを見たり、写真を撮ったり、海岸沿いの道をゆっくり流したり

バイクとの記念撮影

海でも山でもバイクだけで写真を撮るよりは、一緒に写る方が絵になります 特に海と一緒の写真はとても気に入ってます

最初は言うことを聞いてくれなかったじゃじゃ馬でしたが、一体感を持って走れるようになると、とても愛おしくなりました!

山へのツーリング

Temecula Vail Lake方面へのツーリング

西海岸は海と山がとても近いので、どっちにも短時間で行けます 
山というか、すぐに砂漠になる感じなのだけど(笑)

相棒

排気量1,200CCのYamaha Stryker こいつを駆って山へ走っていくと、すごいバディができたように思いました アクセルを開けると好きなだけ加速するし、ゆっくり流すと低い排気音とともに大人しく応えてくれました

街へのツーリング

ガレージからの出発の写真

三脚に固定したカメラを設定して、後ろからのショットを撮影しました ただ、この時点では家族には内緒 FBにはアップしましたが、奥さんが知ったのはしばらく後です

西海岸とバイク

西海岸のバイクは誰が乗っても絵になりますね 
夕陽に向かって走っているとトップガンのトムクルーズになったような気分でした!(もちろん気分だけですが 笑)

Yamaha Stryker

YamahaのStryker、本当に素敵なバイクでした 
土日にこの相棒とツーリング 今振り返ると9年間の単身赴任生活の最も楽しい思い出のひとつです

やって良かった 素敵な出会い、素晴らしい経験です

あとがき

やっぱり55歳を越すと、やりたいことを我慢するのをやめた方がいいように思います 結果的に、それほど楽しくなければやめればいいだけのこと やる後悔よりやらない後悔の方が大きいと思うのです

66歳になって、今からバイクの免許にトライすることは依然可能だけど、二輪運転に必要な反射神経は確実に鈍っていると感じます だから、バイクを楽しむにはあまり遅くない方が良いと思います

でも、リスクもあります だから慎重に進めるべきだとは思うけど、やってみることが大事です
反対車線のバイクにすれ違う時、お互いに左手でサインを出し合うなんて、乗るまでは知りませんでした こういうこともアメリカの文化の一部 バイクをやってみたから知ったことでした

帰国した今は、California州の免許証にCのマークがあるだけですが、いろんな思い出が胸の中にあります 実は自分は、人類は、バイクに乗る人と乗らない人に大別できるのではと考えたりしています、なんてね!

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