梅雨明けの墓参り

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月に一度くらいの頻度で墓参りに行きます 

両親の納骨をしていますので分骨されたお骨は確かに墓の中に収めてあるのですが、両親がそこにいるかはわかりません 

わかりませんが、線香をたき、お花を供え、お墓に一声かけて手を合わせると、とても穏やかな気分になり気持ちがスッキリします

中門 勅使門

麻布の地名の由来にもなった麻布山善福寺の本堂前に建つ門です 1274年、元寇の文永の役で亀山天皇の勅使寺となって以来、勅使門と命名されたと門脇の説明板に記されています

長い参道からも正面に見えるその門から入る麻布山は、浅草寺に次ぐ都内第二の古刹として知られています

戦災で焼けてしまい、現在の門は昭和55年に再建されたものです 再建された門ながら、佇まいが素晴らしいです 

特に階段を上がり門を潜って内側から振り返り見る門は、唐破風の瓦の先端に菊の御紋が見えて、小ぶりながらなかなかの佇まいです

手動ポンプで桶に水を汲みます

勅使門を入り左に行くと、昔よく見かけた手動のポンプがあります 手動のポンプは、水道が普及したのでほとんど見ることはなくなりました 実際、ポンプの脇に、「飲料には適しません」との但し書きが貼られています

手拭いが巻かれたパイプの下に桶を置き、4−5度ポンプのレバーを上下すると勢いよく水が出てきます

善福寺は、元麻布ヒルズの下ったところに位置し、近所には「柳の井戸」もあることから、地下に確かな水脈があるのかもしれません 

柳の井戸の説明書きには、関東大震災時には、この湧水がとても役立ったと記されています

墓参り

いつもは母が好きだったバラ等の西洋花を供えてますが、今回は和花にしました

日差しが強いので、花の色が際立っています

坂の区

港区は坂の区 近所の仙台坂に回り道をして、寺近くの町中華でランチしました

大連餃子基地 DALIAN麻布十番店で選んだのは、冷やし黒胡麻トマト担々麺 黒胡麻が効いて、なかなかの一品でした

あとがき

善福寺には都内最大級のイチョウの木や、総領事ハリスがアメリカ公使館として使用したことを示す碑、3回の移築を経験した本堂などの見どころもあります

銀杏の葉が、青空に輝き、夏本番です これから蝉の声が大きくなる季節ですね

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