日本一の蕎麦屋

日本一の蕎麦屋と言われる島田市の藪蕎麦宮本に行ってきました

お店の外観

お店の前にスペースはありますが、駐車位置の前後の距離が短いので小型車でないと停めるのが厳しいかもしれません お店から30mくらいのところに砂利敷きの駐車場があるので、そこに停めました

外観はこの通り 古い日本家屋という感じです

インテリア、調度品

開店時に待ってたのは我々を含め3組6名 他の2組4名と我々は部屋が違ったのでのんびりしてると、後からご近所さんと思われる2人連れが入って来られました

日本一の蕎麦店ですが、平日はこんな感じだとありがたいですね

とても寛げる和室です 故郷の祖父の家に行ったような雰囲気です

古民家でありながら掃除が行き届いたとても清潔な和室 調度品は上品で可愛いものが少しだけ飾られていて、趣味の良さを感じます 床の間には椿が生けられていてしっとりと落ち着いた佇まいです

天だね

料理の写真は禁じられているので撮影しませんでした 写真は、食べログに載っていた写真をスクショして少し拡大したものです

事前に夫婦で相談して、天だねを1つ取り半分ずつ食べる その後に、ざるそばと手挽きそばをそれぞれ頼むことにしました

天だね、お店に方は「かき揚げです」と言われていましたが、大きなエビがそのまま5匹入っているかき揚げです! エビがぷりぷりで、衣はサクサク 細かい衣がタネの上に咲く特上のかき揚げでした!

食べると最初にサクッと衣が歯に当たり、次にプリッと弾力のあるエビの食感が追いかけます 衣は口中でさぁーっと溶けて、噛むとエビの旨みが増幅されます 

天つゆは後で蕎麦湯で割っていただきましたが、蕎麦つゆも美味しかったけど、これも極上でした

ざる蕎麦

蕎麦を2種類頼みました

最初にざるそばをいただきました まずは蕎麦だけ 次にわさびを付けて

色白な装い 上品な蕎麦の匂いがします よく噛んで食べていると蕎麦の甘みが増していきます
次につゆにつけて食べると辛口のつゆが蕎麦の甘さを引き立てます 

手挽きそば

これは絶品です 殻から挽いたという蕎麦は少し色黒で田舎風な装い

粗い玄蕎麦を、細く均一に切っている技、凄いです 腰と弾力もしっかりと強い

感触はざるそばに比べて粒だち感があり、蕎麦の風味が強いと思いました
ワイルド感とそれをいなした繊細さが同居するような神技 凄い蕎麦です 

あとがき

さすがは日本一の蕎麦屋です 町の蕎麦屋の3倍くらいの値段ですが、感動はそれ以上でした

最近いろんなところで蕎麦を食べていますが、ここはかなり違います 特に手挽きそばは、明らかに別格です 蕎麦の風味を最大限引き出しながら、細く均一に仕上げる技があり、少なからず感動します

島田まで来てよかった 東京からちょっと遠いですが、今回は伊豆旅行の帰りに寄りました 行く甲斐のある店だと思います

薮蕎麦宮本のご主人はご高齢と聞きますが、いつまでもお元気で、来客にこの感動を味わせていただきたいと思います

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