イギリス スコーンとクロテッドクリーム

欧州
Processed with MOLDIV

今年は、24年の海外生活の初任地であるイギリスに行き、古い友人に会おうと思います また、懐かしい食べ物やアフタヌーンティも楽しもうと計画しています

さて、イギリス名物のスコーンを美味しく食べるには、美味しいクロテッドクリームが必要です 日本には、なかなか美味しいクロテッドクリームがないと思ってましたが、中沢クロテッドはなかなかですね ちょっと緩いように思いますが、味はきめが細かくて最高です!

美味しいスコーンの食べ方

スコーンはかなりボロボロと崩れがちなクッキーだし、口に入れてもボソボソで唾液を全部取られてしまうような感覚があります どうやったら美味しくいただけるのかと思っていましたら、当時British航空の国内線でスコーンが機内食で出されていたとき、隣の美しいご婦人が教えてくれました

それは、とにかくてんこ盛りにクロテッドクリームを塗ることだということでした そして、美味しい紅茶を一緒にいただくことだとのこと

以来、てんこ盛りの美味しいクロテッドクリームで、スコーンを美味しくいただいています

ただ、アメリカ駐在時は少し高級なスーパーでイギリスのクロテッドクリームが売られていたのですが、日本に帰国後は、見つからなくて、したがって、スコーンも食べないで過ごしていました

中沢クロテッド

しかし、成城石井で中沢クロテッドを見つけ、試してみたら絶品でした

製造は中沢乳業 製造場所は埼玉県日高市 乳脂肪分は63% 賞味期限は2週間先の日付が書かれています

スコーンに塗ると少し緩いように思いますが、口に入れると絹のような滑らかさで、素晴らしいクオリティです

デボン式?コーンウォール式?

イギリスは面白い国で、ミルクティを美味しくいただくには、紅茶を先に入れて後でミルクを入れるか、ミルクを先に入れて紅茶を後に入れるかの議論が今も続いていますが、スコーンの食べ方にも議論があるようです

スコーンの上にクロテッドクリームを塗りその上にジャムを乗せたのがデボン式、先にジャムを乗せた上にクロテッドクリームを乗せたのがコーンウォール式です

写真では右がデボン式で左がコーンウォール式です

熱いスコーンに直接クロテッドクリームを塗ったら溶けてしまうし風味が台無しだというコーンウォール式に対して、スコーンはその方が美味しくなるのだというデボン式

またクリームを先に塗った方がジャムをたくさん乗せられるというデボン式に対して、そもそもクリームを味わうことが大事なのにジャムでクリームを隠すなんて!というコーンウォール式

言ってしまえば、どうでもいいではないかということですが、何事にも一家言あるイギリス人は、こういう議論が好きみたいですね

あとがき

厳格な食べ方からすると、今回夏みかんジャムやあんこをクリームと一緒にいただいたのは、邪道だとも言えますが、とても美味しかったです

Afternoon Teaとして食べるスコーンに、朝食で食べられるマーマレード系は本来は適切ではないというお作法があるようですし、東アジアのあんこを乗せるなど言語道断とお叱りを受けそうですが、これがクロテッドクリームとの相性が抜群でした

30年前のイギリス駐在で覚えたスコーンとクロテッドクリーム たまに食べると、味が連想させて当時のことを懐かしく思い出してしまいますw

コメント

タイトルとURLをコピーしました